ぷよの攻略法:やり方が分からないからつまらないという方に。
0)連鎖の方法を覚えるのには対戦したり「ひとりでぷよぷよ」
したりするのもいいですが、自分は「なぞぷよ」をお勧めします。
とくに「Winぷよ」のものは示唆に富み、ためになる問題が多いです。
1)3-1連鎖
X | X|
C | E|
AB| | ABCD||
ABCv 5連鎖 |ABCDEv| (隣り合っていなければ
ABC |ABCDE | 同じ色があってもかまわない)
ABC |ABCDE |
--------
人間が組む時にはおそらくこの組み方が一番わかりやすい。
下の3段をしっかり積めば4段目より上はかなり自由にできます。
4段目のABは2つや3つ積むこともできるし、
おじゃまぷよや関係ない色のぷよが入って5,6段目になってもいい。
この方法だけで5連鎖まで組むことができ、対コンピューター戦なら
たいていなんとかなります。
3-1でなく2-2,1-3にすることもできますが、その分安定性や自由度が
損なわれることに気をつけてください。
2)3-1連鎖の具体的な組方。
かなり自分の連鎖の組方の説明そのものに近いですが、間違っては
いないと思います。
戦略:下の3段を優先しながらも5連鎖全体を同時に組み上げる。
a)最初の3手
違う色のぷよぷよは横にして、同じ色のぷよぷよは縦にして
落とします。
3手目以降から既に下に落としたのと同じ色のぷよを含むぷよぷよ
が降ってくるようになります。このとき
AB AB
| ではなく |
v v
ADBC DABC
となるようにぷよを落とすこと(つまり2つ連なってくるぷよを2つとも
連鎖に使うこと、いいかえれば落ちてくるぷよぷよと同じ組み合わせ
の色が下にあること)が勝利の鍵です。
ここでNEXTの欄を見ることが重要になってきます。
2手目を落とす前にNEXTの欄を見て3手目のぷよぷよが上に述べている条件を
満たすように2手目を落とす。
本当はいくつかに場合分けして書いた方がいいのだが、
いくつに場合分けしたらいいのかわからない(たぶん6種類以上)ので
省略する。
b)それ以降の手
基本的には2手目を落とすときと同様にNEXTの欄を見ながら
次のぷよぷよが置きやすくなるように落とす。
4段目を置こうとする前に右から消すか左から消すか決めなくては
ならない。すなわち
| X| |X | | |
| E| |A | | AB |
| ABCD|| か ||BCDE | である。 | BCDC |
|ABCDEv| |vABCDE| | ABCD |
|ABCDE | | ABCDE| | ABCD |
|ABCDE | | ABCDE| | ABCD |
-------- -------- --------
4段目以上は結構融通がきくので、このようにある程度まで
どっちつかずの組方をすることもできる。空けておく方の
列を決めたら、その列が絶対に埋まらないようにすること。
埋まってしまうぐらいなら連鎖にならなくても消しておいた
方がいい。
A X X
AB B AA B B
| | | | |
v v v v v
ABC A C B A C ABC
ABC ABC AB ABC ABC
ABC ABC AB ABC ABC
など4段目以上については自由度が高い分3,4段目
は3段目さえあっていればたいていのぷよを置くことができる。
従って2段目まで積めればあとは結構楽である。
c)だけど...
頭では分かっていても実際には...という人に、
さらに具体的な問題点と解決法を記す。
1:落とすべき場所がない。
1-1:4段目まで出来ている列がある場合。
4段目が出来ている列に落とす。
もし可能ならさらにそこで(3-1)連鎖ができるようにする。
注意: A
A といった状態でCを消すと
AB 3連鎖になるべきものが
AB 2連鎖になってしまう。
ABC
ABC
ABC
1-2:1-1に該当せず3段目まで出来ている列がある場合。
4段目に置くべきぷよが6段目までに置けるなら
3段目が出来ている列に落とす。それ以外の場合は次項参照。
落とせる場合 落とせない場合
X B
X B X
| X X X Aを消しても
v X X X 連鎖にならない。
BA BA BA BA
BA BA BA BA
BA BA BA BA
1-3:上記の方法では処理できない場合。
NEXTの欄を見て次の1,2手では下3段が完成しそうにない列を見つけて
その列に積んであったぷよ(1つか2つ)を見捨てて、その上に
「下3段」を積む。
2:落とすべき場所が複数ある。
NEXTの欄を見て必要な色が後で来る列は後回しにする。
連鎖する時に先に消える部分を優先する。
3:おじゃまぷよが降ってきた!
対処方法は状況により様々。以下出来る限り一つ一つ
説明していく。
以下おじゃまぷよはOで表される。
3-0:まず、降ってくる前に。
相手のフィールドを見ながら組めるといいのだが、そんなこと
上級者にならないと自分の連鎖を組むだけで精一杯で無理。
しかし自分のフィールドだけを見ていても敵が消してきたら
敵が消しおわるまで、フィールドの上におじゃまぷよが
たまっているのが表示される。
敵が消し始めた時に気が付いてから、敵が消し終えておじゃまぷよが
降ってくるまで。時間は短いがぷよぷよをいくつか落とすことが
できる。
理想としてはこの間に連鎖を完成させて崩すのだが、
そううまくはいかない。
妥協して多少未完成でも連鎖を崩すことになる。
しかしそれすらもできないとき(崩すためのぷよぷよがこないとき)、
おじゃまぷよが降ってきた後を見越してぷよぷよを落とす。
具体的には降ってくる直前までは上記の方針通りぷよを積み続ける。
(降ってくる時期はフィールドの上のへりに表示される
おじゃまぷよの数の増加が止まるのでわかる。)
そして降ってくる前に落とす最後のぷよぷよについては
そのおじゃまぷよで埋もれる可能性があり
そのぷよぷよで消せるぷよがなければ
隣り合う列の高さの違いが大きくなるように落とす。
おじゃまぷよの下に消せるぷよがあると埋もれてしまった時に
いろいろ有利だからです。
下3段が組めているときには、一番端の列が埋まらないという条件下で
4段目以上に積んでいる連鎖に関係ないぷよを含めて3段までの
おじゃまぷよに耐えることが出来ます。
| | | |
| O | | O |
| O | | CO | 「1-3:処理できないぷよぷよ」のような
| OO | | ABOO | 場合、最初に消す位置(E)を高くするように
|OOOOD | -> |OOOOD | 使うとかえって有利になることもあります。
|OOOOE | |OOOOE |
|OOODE | |OOODE |
|ABCDEO| |ABCDEO|
|ABCDXO| |ABCDXO|
|ABCXXO| |ABCXXO|
-------- --------
下3段が組めていないうちにおじゃまぷよが1,2段程度降ってきた場合について。
3-1:おじゃまぷよを含めて下から3段目までに収まった場合。
前の列の下3段が出来ていれば、おじゃまぷよがないものとして
組続けて構わない。
A AABC
O AO O ABCO
OB OB O OD OBOD
AB -> AB OOCD -> OOCD
AB AB ABCDO ABCDO
3-2:おじゃまぷよを含めて下から4段目までに収まった場合。
連鎖を続けることは可能だが少し工夫が必要になる。
AB C
ABC O ABCO ABO
OO OOC OOOD OOOD OOOD
OO -> OOC ABCD -> ABCD or ABCD
ABO ABO ABCD ABCD ABCD
ABO ABO ABCXX ABCXX ABCXX
おじゃまぷよが3段以上降ってきた場合及び、連鎖を開始するために消す
ぷよがおじゃまぷよに埋もれてしまった場合について。
3-3:埋まり方が浅く、2列以上余地がある場合。
たとえば
| | | C X|
| OOO | | OOO C|
|OOOO | |OOOOD||
|OOOO | |OOOOCv|
|OABC | -> |OABCC |
|ABCDOO| |ABCDOO|
|ABCDOO| |ABCDOO|
|ABCDOO| |ABCDOO|
-------- --------
埋もれた連鎖を掘り起こす方針を使う。
使っていない列の上には余ったぷよを使って連鎖を組むこと。
連鎖を掘り起こしている時におじゃまぷよが降ってきたら
今度こそ確実に埋もれてしまう...。
3-4:埋まり方が深いか、余地がない場合。
組んであった連鎖のことはとりあえず忘れる。
土台がおじゃまぷよである上にでこぼこしているので
注意が必要だが、おじゃまぷよの上に3-1連鎖を組む。
そうやって2連鎖とか3連鎖を出しているうちに埋もれていた
ぷよが出てくることもある。
1-1:に基づいて本来の連鎖の上に連鎖になる構造が積んである
時は、その部分を生かすように組むとよい。
これさえも埋まっている場合もあるが...。
他にも3-1連鎖以外の連鎖や、NEXTを見て瞬時に戦略を変更して
連鎖を一つ増やす方法など、
まだ思いつくけれど、とりあえずこれの
前半の情報だけでも結構戦えるはず。
結局一番重要なのはNEXTの欄を見てから落とすようにすること。
最初は落ちてくるのがゆっくりだから、意識しながらでも
十分できるはずです。
後は理論を少しずつ実戦で試すだけ。
^^^^^^^^(一度にやると混乱するから)
以上