スーパーファミコンウォーズを考える。

はたしてファミコンウォーズなのか。

最終修正日1998年12月14日



みなさん「ファミコンウォーズ(以下FCWと略記)」というゲームがあったのを 御存じでしょうか。 あの外国人の兵隊が「ファミコンウォーズがでーるぞ」と かけ声を出しながら走っている印象的な宣伝もさることながら内容の方もとても面白く、 ファンになったのは自分だけではないはずです。

ちなみに自分はゲーム雑誌にFCWの紹介記事が出たのを見た時点で 買うことを決めました。

しかし残念ながらFCWのバックアップデータは消えやすかったそうで、 自分も御多聞にもれずデータ消失がもとでやめてしまいました。

1998年5月01日ついに任天堂から 「スーパーファミコンウォーズ(以下SFCWと略記)」が Nintendo Powersで売り出された。 FCWが発売されたのが 1988年8月12日だった(と思う)ので、実に10年ぶりの復活となるわけである。 このゲームがディスクシステムにおける「スーパーマリオブラザーズ2」 と同じ役割を担っているのはほぼ明らかだが、 それでも「64ウォーズ」が出たらNintendo64の本体ごと買いかねない くらいFCWが気に入っていた自分にとっては朗報だといっていいと思う。

さっそくやってみたのだが、いくつか違う点があった。 ここではそういった点について述べていこうかと思う。

  • 思考ルーチン

    7人の将軍

    コンピューター側の思考ルーチンは本体の性能が上がった こともあって格段に早くなったようだ。 おかげで、コンピューターのターンが終わるまで 1ターンにつき何分も待つ必要がなくなり、 ゲームが進むのもとても早くなった。 FCWのときは小さなマップでも5-6時間はかかっていたような気がする。 SFCWでは小さなマップなら2-3時間で決着がついた。

    しかし、話はそれで終わりではない。 7人の将軍(思考ルーチン)のうち4人は普通のものらしいが、 残り3人の将軍には特典がついているのである。 (プレーヤーが自軍の将軍に選んでもそれらの特典を受けられる)

  • 音楽

    たかがBGMされどBGM

    コンピューター側のBGMは対戦する将軍によって決められており 従って全部で7種類ある。プレーヤー側のBGMはその7つ(及びBGMなし)から 自由に選ぶことができる。

    1はFCWのものがほぼ忠実に再現されているが、 2から4はSFC用にいくらかアレンジされているようで 若干雰囲気が変わったような印象を受ける。

  • 地形について



  • システム

  • その他変わった点

    他にもあると思うけれど気づいただけ全部

  • 失われた戦術

    いくつかの戦術がこれらの変化によって失われた。


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